『ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO』(以下、『ずかんミュージアム銀座』)は、デジタルとリアルが融合した空間をめぐりながら、図鑑の中でしか見ることのできなかった生き物たちに出会い、その息吹を感じ、さらにほかの生き物との出会いに歩みを進める、そんな世界に没入できる新感覚の体験型施設です。
「 “地球の自然”が凝縮された、生きるミュージアム」である本施設はデジタル”で可視化される世界に入り込み、図鑑書籍だけでは伝えきれないリアルな生態系、ひいては“自然”を体感し学ぶことができます。施設の中では24時間という時間の経過や天候の変動など、リアルな地球上における環境の変化を表現できるように設計されており、空間や時間の経過と共にリアルな“地球の自然”を体感し、学びにおいて「読んで知る」と同等に大切な「実体験をつくる」ことを目指した新感覚の体験型施設です。発見の連続で知的好奇心を掻き立て、体験前後で“地球の自然”に対する価値観やマインドを変える、新しい“アカデミック・エンターテインメント”です。
『ずかんミユージアム銀座』は、生き物そのものを伝えることをコンセプトにしています。多種多様な生き物を「小学館の図鑑 NEO」シリーズから横断的にピックアップし、いつ訪れても、“地球の自然”を構成する様々な生き物に出会う体験が可能です。また、アニメーションに関してはそれぞれの生き物ごとに小学館の図鑑NEOチーム監修のもと入念につくり上げており、特に生き物の普段の行動や警戒した時の動きなど、様々な映像資料を観察し再現しております。
生き物の見た目に関してはそれぞれの細かな特徴を捉えつつ、フォトリアルではなくイラストのようなペイントタッチで仕上げており、虫などの見た目が苦手な方でも楽しんでいただけるよう配慮しています。さらに背景含め全体を通して独自の世界観で築くことを構想してきました。生き物やそこにある背景に関しても実際に生息している地域の特色を元にし、ペイントタッチを用いて表現したことで、様々な生き物たちが住む世界をずっと見ていられるような没入できる空間に仕上がっています。自らの足で、出会い、観察し、記録する。凝縮された地球の自然を是非とも五感で体感してください。
来場者には、生き物を検知・記録するためのナビゲーターアイテム「記録の石」が用意されます。各ゾーンに足を踏み入れる度に、そのアイテムが生き物たちの生態を手助けしてくれます。
『小学館の図鑑 NEO』は、小学館から発売されている図鑑シリーズ。累計発行部数は約1,100万部を超える、小学館の看板書籍。小学館創業80周年記念企画として2002年に刊行されました。『小学館の図鑑 NEO』の「NEO」の由来は、Nature(自然と生き物)、Esrth(地球と宇宙の)、Origine(起源をたずねて)の頭文字から取っています。