横浜DeNAベイスターズと『Oggi』が異色のコラボレーション

■チームを牽引する〝ふたりの侍〟が語る
横浜DeNAベイスターズの現在地

WBC日本代表の今永昇太選手と牧秀悟選手が次に目指すのは、日本一という新たな〝頂戦〟──エースと主砲、チームの顔であるふたりが考える「横浜DeNAベイスターズ」。

【Profile】

今永昇太（いまなが・しょうた）
1993年生まれ。昨季はノーヒットノーランと2桁勝利を達成した、入団8年目のエース左腕。WBC決勝戦では先発登板し、勝利投手に。球界きっての理論派で、〝投げる哲学者〟の異名を持つ。

牧　秀悟（まき・しゅうご）
1998年生まれ。非凡な活躍と貫禄で、ルーキーイヤーは新人特別賞を獲得した中長距離砲。2年目の昨季は4番を任され、ベストナイン初選出。WBCでは主に二塁手として活躍した。

■WBCで得た経験をチームに伝えていきたい

牧秀悟選手（以下、敬称略）　WBCは、自分に足りないものに気づかされる毎日でした。今まで見たことがないようなバッティングをする選手たちを目の当たりにして、素直にすごいなと。

今永昇太選手（以下、敬称略）　自分よりすごい球を投げる選手も、それを教えることがうまい選手もいる。僕もこのレベルに行き着きたいと思った。そして何より、あれほど緊迫した場面にはなかなか巡り合えないよ。

牧　あの場で僕たちが得たものは、ベイスターズが優勝するための力になりますよね。

今永　「WBCを経験して、ふたりはどう行動するんだろう？」と、チームのみんなが僕たちに注目してくれている。多くを語らずとも、〝見られている〟という自覚をもって行動してさえいれば、チームも引き締まって、いい方向に進んでいくんじゃないかな。

牧　行動でチームを引っ張っていくのみですね！

■リスペクトの気持ちがチームを〝一心〟にする

今永　ベイスターズって、負けた後もどんよりしない。「ここで自分が落ち込んでも、チームのためにならない」と選手それぞれが考えて、次の試合に気持ちを向けているからなんだけど…この前向きな空気は、先輩方の姿を若い選手たちが真似して、自然とつくられてきたもの。これがベイスターズのチームワークで、強みだと思うんだよね。

牧　でも、今永さんがいるといないとでは雰囲気が全然違いますよ！今永さんが球場にいると、みんな笑顔になりますから。楽しいムードがありながらも、先輩方が手本を見せてくださって、やるべきことをみんながちゃんとやっている。このメリハリが、試合中の盛り上がりにもつながっているのかな、と。

今永　だれかが活躍すれば、だれかが出られない…それがプロ野球の世界。みんなが自分の役割や立場を理解して、先輩も後輩もお互いをリスペクトしながらプレイできているから「ベイスターズは雰囲気がいい」と感じてもらえてるんじゃないかな。

牧　ライバル関係だけど、結果を出し合うことで盛り上がる！　ベイスターズって、そんなチームですよね。

■頂を目指すエースと主砲互いへの熱い想い

今永　どんなときも明るくて、周囲まで盛り上げてくれる。そのキャラクターが、牧の魅力。牧が落ち込んだときは、もうチームも落ち込んでしまっているときなんですよ。
（思わず背筋を伸ばす牧選手）
　まだ3年目だけど、それだけの重責を担う実績を挙げてきた。牧はもうチームを背負っている選手だから。

牧　連敗していても、それを断ち切るピッチングをしてくれる。チームに勢いをつけてくれる。それが今永さん。今年も最後まで一緒に戦っていきたいです。

今永　「あのときは言いすぎでした」って、この発言を撤回されないように頑張ります（笑）。

牧　僕も、落ち込んでへこむ暇もないくらいに頑張ります！

『Oggi』2023年7月号横浜DeNAベイスターズ — ●『Oggi』2023年7月号

　そして、2023年5月には、横浜DeNAベイスターズ×Oggiのコラボグッズ第二弾として、横浜DeNAベイスターズのガールズイベント『YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL 2023 Supported by ありあけハーバー』とコラボし、アクリルキーホルダーや缶バッジなどオリジナルグッズをプロデュース。