「高知の工芸は、洗練というより質実で無骨なものが多いですね。土佐打刃物(とさうちはもの)や土佐古代塗(とさこだいぬり)を見ると、それがよくわかると思います」と話すのは、デザイナーの梅原真さん。「自然豊かな高知は天然素材の宝庫。気骨ある職人たちがつくる工芸や道具は、見た目は無骨でも機能は一級です」。『サライ』別冊付録「れんけいこうち」通販カタログ「メイド・イン・高知の逸品35」は、フラフ、宝石珊瑚、土佐打刃物、土佐和紙、土佐硯、虎斑竹細工、組子細工、土佐古代塗、尾戸焼ほか35点の逸品工芸品を紹介、購入もできる。