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『コロコロコミック』×FC町田ゼルビア コラボイベント開催

2024/09/21
台紙を受け取って、クイズラリースタート!

コロコロコミック編集部 副編集長の小林浩一です。コロコロコミックで地方創生の企画を立ち上げ、推進しています。

8月31日にスポーツの聖地・国立競技場で2024明治安田J1リーグ第29節 FC町田ゼルビアと浦和レッズの試合が行われました。会場ではゼルビアとコラボしてクイズラリーを開催しました。

スタンプラリーは国立競技場の4ヶ所を回り、ゼルビアに関するクイズに答えます
コロコロとゼルビアのキャラクターであるゼルビーがコラボしたフォトパネルの前で記念撮影ができました

これまで鹿島アントラーズや茨城県立歴史館、阪神タイガースとコラボさせていただいてきましたが、今回の記事では「コラボするときに気をつけていること」についてお話しさせていただきます。ゼルビアとのコラボでも、やはり同じ点に留意しました。ポイントはいくつかあるのですがが、長くなってしまうので本日は2つだけ。

親子の会話が生まれるキャラクター選び

コロコロにはたくさんのキャラクターがいます。数が多すぎて全キャラクターをコラボの企画に出すわけにはいきません。出せて3~4キャラになります。では、どういう基準で選んでいるのか…それはキャラクターを見たときに、親子の会話が生まれるかどうかです。

コラボの常連になっている「でんぢゃらすじーさん」と「ケシカスくん」は20年以上も連載が続いている息の長い作品です。現役読者である子どもはもちろん、その親御さんにも認知されています。ですので「お父さんも小学生のころ読んでいた」「昔はこんなボケをしていたんだよ。」といった親から子へ話しかける会話の糸口になります。

逆に最新の人気キャラクターも出します。親からすると未知のものではありますが、子どもにとってはいま一番興味があるものです。興味があるものは誰かに教えたくなります。

「デッカくんは、ものすごく背が高くて2階建ての家より大きいんだ」「このぷにるっていうのは今年の10月からアニメになるんだよ」という風に、子から親へ話しかける糸口になってくれます。親に何かを教えるという行為は、子どもにとって何よりも誇らしい気持ちになるものではないでしょうか。

重大な会話ではないかもしれませんが、コロコロを通して親子が笑顔でおしゃべりをする。そういう時間を生み出せるようにキャラクター選びに気をつけています。

心に残るプレゼント

イベントに参加してもらった時に、家に帰ってからもイベント体験を思い出し、少し誇らしい気分になれるプレゼントをする、ということに気をつけています。

クイズラリーをクリアした子には「認定証」を進呈します。紙一枚のシンプルな景品です。単純にお客さんを集めたいなら、豪華なグッズや人気のホビーをプレゼントすればいいし、子どももそっちの方が喜ぶと思います。ですが、記憶に残るのはどちらでしょうか。

誕生日やクリスマスなど、子どもたちが高価なものをもらえることはありますが、「誰かに認められる」ことはなかなかないのではないかと思います。あの日、認められて褒められた…という記憶は心の奥底にとどまり続け、将来、何かをするときの自信に変わります。これに勝るプレゼントはないと考えています。

コロコロの人気キャラとゼルビーがコラボした認定証
認定証の裏面はゼルビアのフラッグをモチーフにしたデザインになっています
このイベントのためにデザインしたコラボエムブレムをシール化しました

と…2つでも長くなってしまいましたが、そんなことを考えながらコラボを企画しています。

FC町田ゼルビアとのコラボの日は悪天候にもかかわらず48,887名もの来場者がありました。これはゼルビアのホームゲームの最高記録ということで、集客に協力できたことをうれしく思います。来てくれたお子様に夏休み最後にして最高の想い出を提供できていたら何よりです。

『コロコロコミック』公式YouTube「コロコロチャンネル」でのPR動画

FC町田ゼルビア オフィシャルサイト
https://www.zelvia.co.jp/

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https://www.corocorososei.com/