富山県に本社を構える株式会社タニハタが、伝統工芸「組子」を球体へと昇華した「真球組子 KUMIKO SPHERE」を発表。

これまで組子細工は平面的な表現が主流でしたが、独自技術により、釘を一切使用せず、精密な木組みだけで美しい真球状の麻の葉組子細工を実現しました。
国産天然木ならではの香りや温もりに加え、麻の葉文様や桜文様が生み出す美しい光と影が、空間に新たな価値と安らぎをもたらします。
麻の葉文様や桜文様など、日本の伝統文様を木組みの真球状に表現するには、極めて高度な加工技術と精度が求められます。当社は独自の技術によってこれを実現し、伝統技術と革新的なデザインを融合させた、新たな木工表現を生み出しています。
本作品は、天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会の公式ビジュアルにも採用されました。

日本サッカー界で最も長い歴史と伝統を誇る天皇杯は、世代を超えて受け継がれてきた挑戦と継承の舞台です。
一方、組子細工もまた、職人たちが長年にわたり培い、受け継いできた日本の伝統技術。日本の伝統的なものづくりと、挑戦し続ける精神を象徴する作品として発信されています。
なお、「真球組子 KUMIKO SPHERE」は2027年1月1日(元日)の決勝戦・国立競技場での展示を調整中とのこと。

今後は、住宅、ホテル、商業施設、そして「球」を使用するスポーツイベントなど、幅広い場所での展開を進め、日本の伝統技術と木工文化を世界へ発信する新たなシンボルを目指しています。
平面が主流だった組子細工を、独自の木組み技術により釘なしで立体的な球状に表現した「真球組子 KUMIKO SPHERE」。2026年4月に富山県富山市にオープンした「組子座 – Toyama Craft Lounge」では、組子製作体験ほか、球体組子も展示しています。写真で見るだけでも惚れ惚れするその美しさを、実際に目にしてみてくださいね。