公式SNS
facebook
X
イベント企画運営 イベント企画運営

マンガとゲームで国語を楽しく!コロコロ流エデュテイメント授業、各地で開催

2025/10/08

子どもが夢中になるマンガやカードゲームをそのまま学びに。
小学館『月刊コロコロコミック』編集部が手がける特別授業『国語マスターセット』が、山口市をはじめ各地で開催されています。ことわざや漢字を“遊ぶように学ぶ。教育(education)と娯楽(entertainment)を組み合わせたエデュテインメント(edutainment)の取り組みが注目を集めています。

マンガ×ことわざで学ぶ国語授業

2025年9月14日(日)、山口県山口市のKDDI維新ホールにて、子ども向けの特別授業『国語マスターセット』が開講されました。マンガやカードゲームといった人気コンテンツを活用し、「楽しく学ぶ」ことを体験できるエデュテイメントイベントです。

前半は、コロコロコミックの副編集長・小林浩一(通称:Dr.コバ)が登壇。編集を担当した書籍『正しいことわざどっち辞典』を題材に、ことわざの知識だけでなくマンガの歴史や描き方も解説しました。授業の最後には4コママンガの自作体験も行われ、子どもたちが自分のアイデアを形にする時間に。

カードゲーム×漢字で学ぶ特別授業

後半は、『コロコロイチバン!』でマンガが連載中のカードゲーム『カンジモンスターズ』の開発者、タンキューの森本佑紀さん(通称:モリソン)が登場。漢字の成り立ちをベースにした『漢字バトルカードゲーム』を使って、遊びながら漢字の仕組みを学ぶ体験授業を行いました。子どもたちはゲーム感覚で漢字のおもしろさを発見し、会場は大いに盛り上がりました。

山口市で開催された『国語マスターセット』は、小学1〜4年生の親子を対象に午前・午後2部制で実施され、両回とも盛況となりました。授業後には関連書籍やゲームの販売、講師によるサイン会も開催されるなど、子どもたちにとって忘れられない一日となったようです。

地方で広がる「学び×エンタメ」の形

コロコロ編集部はこれまでも、東京都内で『国語マスターセット』を実施してきました。東京を飛び出した開催は山口市がはじめて。
今後は、2025年10月18日(土)に奈良公園での開催が決まっており、学び×エンタメのモデルが、各地へ広がっています。

人気コンテンツを学びの場に転換する手法は、自治体の教育イベントや地域活性の取り組みにとっても参考となる好事例です。

コロコロコミック副編集長・小林浩一(通称:Dr.コバ)が楽しく国語の授業を展開。
タンキュー株式会社 代表取締役 森本佑紀(通称:モリソン)さん。「世界っておもしろい。」を伝える知育・学習ゲームを開発。